
色違いの本漆を厚く重ね塗りして削り出した希少軸です。
ペン先は14金細字です。インクは吸入式となります。
エボナイトに漆仕上げが施された非常に大きな万年筆で、軸径は33mmもあります。
ペン先も幅が16mmと大変巨大で実用可能な大きさでは最大ではないかと思われます(ペン芯の径はモンブラン#146の軸径くらいです)。
インクは首軸を外してスポイトで注入するインク止めタイプですが、内容量20cc以上入りますので長期間インク補充無しでお使い頂くことが可能です。
インク止めの要であるコルクの交換(天然コルクを使用)やペン先の調整(および純金メッキ)をしておりますので問題なくお使い頂けます。
正確な年代は特定できませんが、恐らく1950年代製と思われます。
手作り品で作者不詳、漆は経年の剥げがあります。
お陰様で川窪万年筆店は今年で創業90周年を迎えました。そして手作り万年筆は2016年末まで一本一本に90周年の刻印を施す事にしました。これまで作ってきたもの、今まで温めていたもの、様々なスタイルをご披露できる事と思いますので楽しみにして下さい。
http://page11.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/n177983899
日本の伝統、インク止め式万年筆です。軸はエボナイト無垢材からの切削加工、漆黒漆仕上げ、ペン芯もエボナイト製です。ペン先は柔らかめの合金製・細字(国産デッドストック使用)により、極細線から太字程度まで筆圧ニュアンスで変化します。